


私(三国)は、お葬式の場は「次の世代へのバトンタッチ」の場だと考えています。
私ごとですが、新潟に住む85歳になる伯母のお葬式に親戚が20名ほど集まりました。そのお通夜の席で、伯母さんの若い頃のこと、私の生まれたばかりのこと、父や母の学生時代のことなど、今まで知らなかったことをたくさん聞かせていただきました。
そして、おじいさんのこと曾おじいさんのこと、自分のルーツを知る機会になりました。伯母のお葬式のおかげで、親族が近くなったように思います。
例えば父親のお葬式の際に父親はどんな風に生きてきたのか、どんな仲間がいたのか、どう思われていたのかを知る機会になると思います。それを次の世代にバトンとしてつないでいく「場」になるのでしょうか。
仏式、キリスト式、無宗教といろいろなやり方がありますが、私たちは葬儀のやり方よりも葬儀を通して次の世代にどうバトンタッチをするのかが一番大切だと考えています。
できることならばご自宅に帰してあげたいと思います。

平成10年に日本で最初に葬儀社を紹介する「葬儀社総合案内センター」を設立しました。それから10年経ち、現在ではホームページ上で20くらいの紹介センターがあるようです。
残念なことですがほとんどの紹介センターが「顔が見えない」のです。
どんな相談員が対応しているのかも分からないです。
その中で「顔が見える紹介センター」を目指し、コミュニティールームで毎月の勉強会や専門の相談員による個別の相談をおこなっています。そして複数の葬儀社の紹介や立会いをおこなっています。


私たちは相談者が自分の目で確かめ、担当者と具体的な話をすることで、「この担当の方なら安心してお願いができる」につながっていくと考えていました。
しかしどちらかと言うと「価格競争」が進んでいったように思います。サービスの質を上げるよりも1件の仕事が欲しいと値段を下げる競争になっていると思います。
毎月、加盟葬儀社さんとの勉強会を開催しています。
「選ばれる」葬儀社になるために相談者のアンケートを下に一緒に勉強をしています。
毎月7日に「ちえふくろう勉強会」で一般の方の要望を伺っています。

私たちが考える「エンディングプラン」とは「どう生きるか」で決まってくると思います。
「どう死ぬか」=「どう生きるか」です。
その人のお葬式にその人の生き方が反映されると思います。
例えば私はお葬式の際に「誰に弔辞を読んでもらいたいのか」「どんな弔辞を読んでもらいたいのか」を考えます。
そこから逆算をして今をどう生きるかが決まってくると思います。
弔辞を読んでいただく方とどうやってよい縁をつなげていくかを考えるようになると思います。
息子に「お父さんのようになりたい!」と言ってもらいたい私は、そう言われるような自分になる必要があります。そのためにはどう生きたらよいかが具体的に決まってくるように思います。
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